清原教隆(読み)きよはらののりたか

精選版 日本国語大辞典 「清原教隆」の意味・読み・例文・類語

きよはら‐の‐のりたか【清原教隆】

鎌倉前期の漢学者。頼業(よりなり)の孫。仲隆の子。音博士家学継承。鎌倉へ行き、北条(金沢)実時をはじめ、武士の間に儒学を教えた。正治元~文永二年(一一九九‐一二六五

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「清原教隆」の解説

清原教隆 きよはらの-のりたか

1199-1265 鎌倉時代儒者
正治(しょうじ)元年生まれ。清原頼業(よりなり)の孫。家学の明経(みょうぎょう)道をつぐ。鎌倉幕府につかえ,将軍九条頼嗣(よりつぐ),宗尊(むねたか)親王侍講となる。金沢実時(さねとき)をみちびき,実時が金沢文庫を創設するうえで影響をあたえた。晩年京都にかえり,大外記(だいげき)となる。文永2年7月18日死去。67歳。初名は仲光。

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