清宮質文(読み)セイミヤ ナオブミ

20世紀日本人名事典 「清宮質文」の解説

清宮 質文
セイミヤ ナオブミ

昭和・平成期の版画



生年
大正6(1917)年6月26日

没年
平成3(1991)年5月11日

出身地
東京

学歴〔年〕
東京美術学校油絵科〔昭和16年〕卒

経歴
美術教師、商業デザイナーを経て、昭和28年木版画制作を開始。29年春陽会展に初入選。32〜52年春陽会会員、以後無所属。版画の他、水彩画ガラス絵を制作。静謐で詩情あふれる作品を発表。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

百科事典マイペディア 「清宮質文」の意味・わかりやすい解説

清宮質文【せいみやなおぶみ】

版画家。東京生れ。東京美術学校卒。工業学校教師,デザイン会社勤務等を経る。1957年春陽会会員となり,翌年初個展を開催。多色木版,水彩,ガラス絵などの作品があるが,茫洋とした風景なか幽霊のような形象がいる作風は,ノスタルジックな趣をもつ。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「清宮質文」の解説

清宮質文 せいみや-なおぶみ

1917-1991 昭和-平成時代の版画家。
大正6年6月26日生まれ。清宮彬(ひとし)の子。商業デザイナーなどをへて木版画をはじめ,昭和32年春陽会会員となる。東京,リュブリャナの国際版画ビエンナーレ展などに招待出品をかさねる。平成3年5月11日死去。73歳。東京出身。東京美術学校(現東京芸大)卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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