清幽(読み)セイユウ

デジタル大辞泉 「清幽」の意味・読み・例文・類語

せい‐ゆう〔‐イウ〕【清幽】

世俗を離れ、清らかで静かなこと。
高朗骨にとおり―のじょう肉に浸むあしたの趣こそ比ぶるに物なけれ」〈木下尚江火の柱

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精選版 日本国語大辞典 「清幽」の意味・読み・例文・類語

せい‐ゆう‥イウ【清幽】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 世俗を離れ、清らかで静かなこと。また、その所やさま。
    1. [初出の実例]「風景清幽(セイユウ)誠に類なかりしかば」(出典:通俗酔菩提全伝(1759)一)
    2. 「瀑布あり極めて清幽愛す可きの地なり」(出典:航西日乗(1881‐84)〈成島柳北〉一一月八日)
    3. [その他の文献]〔李白‐与従姪杭州刺史良遊天竺寺詩〕

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