清水 比庵(読み)シミズ ヒアン

20世紀日本人名事典 「清水 比庵」の解説

清水 比庵
シミズ ヒアン

昭和期の歌人,書家,画家



生年
明治16(1883)年2月8日

没年
昭和50(1975)年10月24日

出生地
岡山県

本名
清水 秀

学歴〔年〕
京都帝大法学部卒

経歴
司法官、銀行支店長を経て日光町町長を務めた。傍ら「二荒」を創刊主宰し、「下野短歌」「あけび」に参加。昭和41年宮中歌会始召人。43年「下野短歌」を改題し「窓日」主宰となる。歌集に「窓日」「窓日第二」「比庵晴れ」のほか、「紅をもて」「比庵いろは帖」などがある。また、書画にもすぐれ作品集「比庵 歌集画」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「清水 比庵」の解説

清水比庵 しみず-ひあん

1883-1975 昭和時代の日本画家,歌人。
明治16年2月8日生まれ。司法官,栃木県日光町長をつとめる。昭和17年川合玉堂,清水三渓らと野水会を結成し,37年奥村土牛,小倉遊亀(ゆき)らと有山会を創立歌誌「窓日」を主宰した。昭和50年10月24日死去。92歳。岡山県出身。京都帝大卒。本名は秀。著作に「野水帖」「紅をもて」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android