デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「清水六兵衛(初代)」の解説 清水六兵衛(初代) きよみず-ろくべえ 1738-1799 江戸時代中期-後期の陶工。元文3年生まれ。摂津島上郡(大阪府)の人。京都清水焼の陶工海老屋(えびや)清兵衛に師事。明和8年に独立し,五条坂に窯をひらく。土焼きの茶器,置物,文房具をやき,六目印をおす。作品は六兵衛風とよばれた。円山応挙,松村月渓らとまじわり,合作の品ものこした。寛政11年3月死去。62歳。姓は古藤。幼名は栗太郎。号は愚斎。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例