清水基吉(読み)シミズモトヨシ

デジタル大辞泉 「清水基吉」の意味・読み・例文・類語

しみず‐もとよし〔しみづ‐〕【清水基吉】

[1918~2008]小説家俳人東京の生まれ。「雁立かりたち」で芥川賞受賞。他に「白河」「夫婦万歳」など。俳句石田波郷はきょう師事し、俳誌」に参加。俳誌「日矢」を創刊主宰句集に「冥府」「遊行」など。平成3年(1991)鎌倉文学館館長。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「清水基吉」の解説

清水基吉 しみず-もとよし

1918-2008 昭和-平成時代の俳人,小説家。
大正7年8月31日生まれ。昭和16年「鶴」に参加,石田波郷(はきょう)に師事。小説も手がけ,20年「雁立(かりたち)」で芥川賞。ほかに「白河」「夫婦万歳」などの私小説風の作品がある。33年俳誌「日矢」を創刊,主宰。句集に「冥府」「遊行」など。平成3年鎌倉文学館館長。平成20年3月30日死去。89歳。東京出身。英語専門学校卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android