清水新居村(読み)しみずあらいむら

日本歴史地名大系 「清水新居村」の解説

清水新居村
しみずあらいむら

[現在地名]昭和町清水新居

北は上石田かみいしだ(現甲府市)、西は徳行とくぎよう(現同上)南西西条さいじよう村。南境を四歩しぶ川が、北東小松田こまつだ川が東流する。駿州往還が北東から南西に貫通する。天正四年(一五七六)三月一六日、工藤弥八郎と相論の結果、清水新居の田地一蓮いちれん(現甲府市)の軸屋名田として武田氏により認められている(「武田家印判状」一蓮寺文書)。慶長六年(一六〇一)検地帳(県立図書館蔵)では上田二町五反余・中田三町二反余・下田三町七反余・下々田二町五反余、上畑一町九反余・中畑三町一反余・下畑一町四反余・下々畑一町余、屋敷一千一九六坪、このほか永不作の田五町三反余・畑四町四反余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android