清水新田(読み)しみずしんでん

日本歴史地名大系 「清水新田」の解説

清水新田
しみずしんでん

[現在地名]小田原市清水新田

西にかり川が流れ、北から流れる仙了せんりよう川と村南で合する。東は蓮正寺れんしようじ村、南は穴部あなべ村、北は飯田岡いいだおか村を東西に分断してやなぎ新田村と接する。西南を甲州道が通る。近世は小田原藩領。「風土記稿」によれば、慶安三年(一六五〇)の開発で、清水が湧出するために清水新田と命名したという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android