減耗償却(読み)げんもうしょうきゃく

世界大百科事典(旧版)内の減耗償却の言及

【固定資産】より

…設備資産は,営業の用に供されて費用化されてしまった後には,他の事情に変化がなければ,通常再び同一種の資産をもって代置される。これに対して減耗性資産は,鉱山業における埋蔵資源,土砂,石材,森林資源のような天然資源であって,それを採取,伐採することによりしだいに枯渇していき,資源の消尽後の同一種資源への代置は不可能である点に違いが認められることから,その償却を減耗償却depletionという。また,無形固定資産の償却のことはアモーティゼーションamortizationという。…

※「減耗償却」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android