渡辺廉吉(読み)わたなべ れんきち

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「渡辺廉吉」の解説

渡辺廉吉 わたなべ-れんきち

1854-1925 明治-大正時代の法学者。
嘉永(かえい)7年1月8日生まれ。大学南校,開成学校にまなび,東京外国語学校でドイツ語を教授。明治13年オーストリアにわたり,シュタインに公法,行政学をまなび,憲法調査のため渡欧した伊藤博文(ひろぶみ)をたすけた。帰国後,憲法,民事訴訟法制定参画。行政裁判所評定官,貴族院議員。大正14年2月14日死去。72歳。越後(えちご)(新潟県)出身。著作に「独逸(ドイツ)訴訟法要論」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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