渡辺貞(読み)わたなべ ただし

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「渡辺貞」の解説

渡辺貞 わたなべ-ただし

1944- 昭和後期-平成時代の電子工学者。
昭和19年10月生まれ。昭和43年日本電気入社,超大型汎用コンピューターの開発に従事。平成18年理化学研究所次世代スーパーコンピューター開発実施本部プロジェクトリーダー。平成7年スーパーコンピューター「SX-4」で通産省グッドデザイン賞グランプリを獲得。10年米国の電気・電子技術者学会(IEEE)と計算機協会(ACM)からエッカート・モークリー賞(日本人初),18年シーモア・クレイ賞(日本人初)。21年「大規模・高精度計算科学に関する研究」(矢川元基との共同研究)で学士院賞。北海道出身。東大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android