温涼（読み）おんりょう

精選版 日本国語大辞典

おん‐りょう ヲンリャウ【温涼】

〘名〙

① あたたかさとすずしさ。

※東山往来（1092‐1107頃）「節有_二増減_一。気有_二温凉_一」

※集義和書（1676頃）一四「寒暑其分にこえて温涼を求め、飲食己に得ざる物を飲食し」 〔陶潜‐閑情賦〕

② (━する) 適度なあたたかさにすること。適度にさますこと。

※医案類語（1774）五「始覚饑而索_レ粥温涼（〈注〉カゲンヲサマサマシ）与之又困睡」

出典　精選版 日本国語大辞典

普及版 字通

【温涼】おんりよう

暖と涼。

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出典　平凡社「普及版 字通」