港風(読み)ミナトカゼ

デジタル大辞泉 「港風」の意味・読み・例文・類語

みなと‐かぜ【港風】

河口または港のあたりに吹く風。
葦辺には鶴がね鳴きて―寒く吹くらむ津乎つをの崎はも」〈・三五二〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「港風」の意味・読み・例文・類語

みなと‐かぜ【港風】

  1. 〘 名詞 〙 港のあたりを吹く風。港に吹いてくる風。
    1. [初出の実例]「美奈刀可是(ミナトカゼ)寒く吹くらし奈呉の江につま呼び交し鶴多(さは)に鳴く」(出典:万葉集(8C後)一七・四〇一八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android