湍水(読み)たんすい

精選版 日本国語大辞典 「湍水」の意味・読み・例文・類語

たん‐すい【湍水】

〘名〙 流れの急な水。早瀬の水。
日本風景論(1894)〈志賀重昂〉五「花崗岩たる、多く白色に、雲母石英長石角閃石の各結晶より組織せるを以て湍水の之れに衝るや、砂川にて白く長し」 〔孟子告子

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「湍水」の読み・字形・画数・意味

【湍水】たんすい

速く渦まく流れ。〔孟子、告子上〕子は曰く、性はほ湍水のごときなり。(こ)れを東方に決すれば、則ち東にれ、れを西方に決すれば、則ち西にる。

字通「湍」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android