湖山砂丘(読み)こやまさきゅう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「湖山砂丘」の意味・わかりやすい解説

湖山砂丘
こやまさきゅう

鳥取県東部,千代川以西から白兎海岸にかけて発達する砂丘。長さ約 7km。浜坂砂丘福部砂丘とともに鳥取砂丘一部をなす。かつては砂丘地内の灌水は「浜井戸」によっていたが,1960年に近代的畑地灌漑施設が完成し,野菜タバコなどを栽培する農業地帯となった。鳥取大学鳥取空港があり,鳥取市近郊として住宅地化が進んでいる。

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世界大百科事典(旧版)内の湖山砂丘の言及

【鳥取砂丘】より

…鳥取県東部,千代(せんだい)川の河口両岸に発達する海岸砂丘。日本海に面して西から湖山(こやま)砂丘,浜坂砂丘,福部(ふくべ)砂丘の三大砂丘があり,この他いくつかの小砂丘を含めて鳥取平野北部にある砂丘全体の総称として使われることが多い。東西約18km,南北約2km。…

※「湖山砂丘」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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