湟(漢字)

普及版 字通 「湟(漢字)」の読み・字形・画数・意味


12画

[字音] コウ(クヮウ)
[字訓] ほり

[説文解字]

[字形] 形声
声符は皇(こう)。〔説文十一上に水名とし、「湟水、金臨羌塞外に出で、東して河に入る」という。湟中は漢代羌人の地、湟中城は月氏の居城で、その地を小湟中という。城湟は城池、ほりをいう。〔方言、十三〕に「(おぼ)るるなり」という。

[訓義]
1. ほり、城のほり。
2. くぼち。
3. おぼれる。
4. 川の名。

[熟語]
湟潦

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android