湯ノ山温泉(読み)ユノヤマオンセン

デジタル大辞泉 「湯ノ山温泉」の意味・読み・例文・類語

ゆのやま‐おんせん〔‐ヲンセン〕【湯ノ山温泉】

三重県北部、三重郡菰野こもの町にある温泉御在所山東麓にある。泉質放射能泉

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精選版 日本国語大辞典 「湯ノ山温泉」の意味・読み・例文・類語

ゆのやま‐おんせん ‥ヲンセン【湯ノ山温泉】

三重県三重郡菰野町にある温泉。御在所山東側のふもと、三滝川に沿う。養老年間(七一七‐七二四)の発見という。泉質は放射能泉。鹿の湯。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「湯ノ山温泉」の意味・わかりやすい解説

湯ノ山温泉
ゆノやまおんせん

別称鹿ノ湯。三重県北部,菰野 (こもの) 町にある温泉。御在所山東麓,三滝川上流部の渓谷にのぞむ。放射能泉で,泉温 27℃。脚気リウマチ神経痛などに効能がある。江戸時代中頃開湯の記録がある。西南戦争の際,負傷兵療養所となり,第2次世界大戦中も陸軍療養所がおかれた。シャクナゲ,サクラ,モミジ名所で,鈴鹿国定公園に属する。

湯ノ山温泉
ゆノやまおんせん

広島県南西部,広島市佐伯区にある温泉。かつては広島藩主浅野氏の湯治場として使われ,現在も神経痛やリウマチの療養に訪れる人が多い。泉質は放射能泉。泉温は約 24℃。高台共同浴場の元湯があり,その裏には名物湯滝 (打たせ湯) がある。国民保養温泉地に指定されている。近くには紅葉が美しい石ヶ谷峡がある。

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