湯屋古窯跡群（読み）ゆのやこようせきぐん

日本歴史地名大系 「湯屋古窯跡群」の解説

湯屋古窯跡群
ゆのやこようせきぐん

[現在地名]辰口町湯屋

湯屋集落北側の丘陵（標高約五〇メートル）斜面に立地する瓦陶兼用窯を含む須恵器窯跡群で、Ａ・Ｂ二群に分れて分布する。昭和五七年（一九八二）以降、土取りを契機とする発掘と分布確認調査を実施。Ａ支群では窖窯四基と土師器用の小型平窯二基の存在を確認。Ｂ支群では窖窯一基、および同支群上方の丘陵平坦面で瓦などの製品を集積した特殊遺構を検出している。

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出典　平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について　情報

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