湯母(読み)ユオモ

デジタル大辞泉 「湯母」の意味・読み・例文・類語

ゆ‐おも【湯母】

乳児に湯を飲ませる役目女性
婦人をみなを取りて乳母ちおも、―及び飯嚼いひかみ湯坐ゆゑびととし給ふ」〈神代紀・下〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「湯母」の意味・読み・例文・類語

ゆ‐おも【湯母】

〘名〙 令制前、乳児に湯を飲ませる役目の女性。
書紀(720)神代下(兼夏本訓)「彦火火出見尊婦人(をみな)を取て、乳母(ちおも)、湯母(ユおも)、及び、飯嚼(かみ)湯坐(ゆゑひと)と為(し)たまふ」

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