湯花(読み)ユバナ

デジタル大辞泉 「湯花」の意味・読み・例文・類語

ゆ‐ばな【湯花/湯華】

湯の花1」に同じ。
湯玉ゆだま1」に同じ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「湯花」の意味・読み・例文・類語

ゆ‐ばな【湯花】

〘名〙
津軽の野づら(1935)〈深田久彌〉幼な顔「町中湯花の香が立ち、町角々々に外湯がある」
② 湯の沸騰時に上がる泡。特に神社巫女神職が湯の泡を笹の葉につけて参詣人にかけ浄めたり、神託を仰いだりする。お湯花。湯の花。ゆだま。
咄本・正直咄大鑑(1687)青「とかく湯花(ユバナ)をあけて御託宣をきかんと」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android