満満(読み)マンマン

デジタル大辞泉 「満満」の意味・読み・例文・類語

まん‐まん【満満】

[ト・タル][文][形動タリ]満ちあふれているさま。満ち満ちているさま。「満満と水をたたえたダム」「満満たる自信
[類語]一杯なみなみぎっしりびっしり満杯たくさんたっぷり十二分にふんだんにどっさりたんまり豊富に潤沢じゅんたく多い夥しいたんとごまんとわんさとうんと十分しっかりがっつり思い切り思う存分

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精選版 日本国語大辞典 「満満」の意味・読み・例文・類語

まん‐まん【満満】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙 みちみちているさま。みちあふれているさま。「自信満々」
    1. [初出の実例]「昼伝ををぼへこうたる胸中は如雲雨まんまんとある意かぞ」(出典:京大本湯山聯句鈔(1504))
    2. 「仁王のごとく突立った伯父の怒気満々たる眼は」(出典:思出の記(1900‐01)〈徳富蘆花〉三)
    3. [その他の文献]〔白居易‐花下自勧酒詩〕

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