源真寺(読み)げんしんじ

日本歴史地名大系 「源真寺」の解説

源真寺
げんしんじ

[現在地名]信州新町上条

上条かみじよう村のくぼ(現久保)にある曹洞宗の寺。本尊釈迦如来。永正年間(一五〇四―二一)香坂前弾正忠能登守範利の創建開山を明らかにしない。のち衰退し、天正一五年(一五八七)天叟神超が再建(長野県町村誌)。慶安二年(一六四九)八月、幕府から朱印地一〇石余を寄せられた(「御朱印写」大日方文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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