源頼能(読み)みなもとの よりよし

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「源頼能」の解説

源頼能 みなもとの-よりよし

?-? 平安時代中期の雅楽家。
横笛名手で,奈良の楽人戸部(こべ)延近にまなんだ。後三条天皇大嘗会(だいじょうえ)(1068)に雅楽曲「千秋楽」を作曲楽所預(あずかり),少監物となる。王監物頼吉ともよばれた。諸楽書にしるされる「綿譜」は頼能の撰した譜ともいわれる。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android