準漢文(読み)じゅんかんぶん

世界大百科事典(旧版)内の準漢文の言及

【文語体】より

…古くは上代の金石文から,《古事記》《風土記》,平安時代以降の日記,記録などに用いられた。準漢文,和漢文,史部(ふひとべ)漢文などともいう。中世以後は幕府の公用文がこの文体で記され,ことに幕府の記録を集成した史書《東鑑(吾妻鏡)》がこの体であったので〈東鑑体〉ともいわれる。…

※「準漢文」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android