滄浪(読み)ソウロウ

デジタル大辞泉 「滄浪」の意味・読み・例文・類語

そう‐ろう〔サウラウ〕【×滄浪/×蒼浪】

あおあおとした波。蒼波そうは
「―の水の上、夜伽よとぎに雁鴎の傍近く来るも可笑おかしく」〈露伴・新浦島
(滄浪)川の名。中国湖北省を流れる漢水一部異称という。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「滄浪」の読み・字形・画数・意味

【滄浪】そうろう(さうらう)

青い水の色。また、水名。〔孟子、離婁上〕孺子(じゆし)り、歌うて曰く、滄浪の水(す)まば 以て我が纓(えい)(冠のひも)を(あら)ふべし 滄浪の水濁らば 以て我が足をふべしと。

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