滅金(読み)めっきん

精選版 日本国語大辞典 「滅金」の意味・読み・例文・類語

めっ‐きん【滅金】

〘名〙
① 金を細かい粒子にしたもの。めっきの材料などにする。
延喜式(927)一七「滅金百三両」
神宮雑例集(1202‐10頃)「廿八日奉笥了。廿九日磨調。承徳三年正月一日塗滅金了」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の滅金の言及

【鍍金】より

…塗金とも書き,滅金(めっき)ともいう。銅または銅合金の製品の表面に金や銀などを付着させる金工加飾技法の一つ。…

※「滅金」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android