滋目結・繁目結(読み)しげめゆい

精選版 日本国語大辞典 「滋目結・繁目結」の意味・読み・例文・類語

しげ‐めゆい ‥めゆひ【滋目結・繁目結】

〘名〙 一面に染めた目結の総文様。総鹿子(そうかのこ)のしぼり目のあらいもの。
※今鏡(1170)六「しげめゆいの水干着て胡籙(やなぐひ)負ひ給へりけるこそ、品すぐれておはししにや」
平治(1220頃か)上「家貞は重目結の直垂に、洗革の鎧着て、太刀脇はさみ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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