滝ノ上二〇号墳(読み)たきのかみにじゆうごうふん

日本歴史地名大系 「滝ノ上二〇号墳」の解説

滝ノ上二〇号墳
たきのかみにじゆうごうふん

[現在地名]西脇市上比延町

岡之おかの山の北、加古川の河岸段丘上に位置する。滝ノ上古墳群は方墳三基・円墳二一基からなり、うち五基が調査されている。二〇号墳は昭和四二年(一九六七)に調査が行われた。一三・五×一一・四メートルの方墳で、高さは一・七メートル。四世紀後半のものと推定される。河原石の葺石があり、埋葬施設は河原石積みの竪穴式石室

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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