漂浪(読み)ヒョウロウ

デジタル大辞泉 「漂浪」の意味・読み・例文・類語

ひょう‐ろう〔ヘウラウ〕【漂浪】

[名](スル)さすらうこと。さまよいあるくこと。放浪
賭場から賭場を、一緒に―して歩いた忠次迄が」〈菊池寛入れ札

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「漂浪」の意味・読み・例文・類語

ひょう‐ろう ヘウラウ【漂浪】

〘名〙
① 浪にただようこと。〔魏史‐田予伝〕
② あてもなくさまよいあるくこと。各地をさすらうこと。放浪。
※門(1910)〈夏目漱石〉一七「かく漂浪(ヘウラウ)雛形を演じつつある自分の心を省みて」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「漂浪」の読み・字形・画数・意味

【漂浪】ひようろう

放浪する。

字通「漂」の項目を見る

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