漏斗状体(読み)ろうとじょうたい(英語表記)ethmolith

岩石学辞典 「漏斗状体」の解説

漏斗状体

不整合的な深成岩貫入で,下に向って狭くなり,不規則な漏斗の形をしている.貫入岩体と接触する母岩層理面は下向きに曲げられる.最初サロモンがイタリイのアダメロ(Adamello)地方で記載した[Salomon : 1903, Daly : 1933, Bussen & Sakharov : 1958].ギリシャ語のethmosは漏斗のこと.

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android