漕連(読み)こぎつる

精選版 日本国語大辞典 「漕連」の意味・読み・例文・類語

こぎ‐つ・る【漕連】

〘自ラ下二〙 数隻の舟が、連なって漕ぐ。
※新後拾遺(1383‐84)夏・二四八「大井河山もと遠くこぎつれて広瀬にならぶ篝火(かがりび)かげ藤原為世〉」

こぎ‐つら・ぬ【漕連】

〘他ナ下二〙 舟をつらねて漕ぐ。
※宇津保(970‐999頃)吹上上「こがねの舟どもこぎつらねて」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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