漢天(読み)カンテン

デジタル大辞泉 「漢天」の意味・読み・例文・類語

かん‐てん【漢天】

天の川のかかって見える空。
「―既にひらきて、雲東嶺にたなびき」〈平家・七〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「漢天」の意味・読み・例文・類語

かん‐てん【漢天】

〘名〙 天の川の見える空。
※元祿版本新撰万葉(893‐913)下・恋「漢天早湍無舟、生死瀑河不人」
※平家(13C前)七「明くれば七月廿五日也。漢天既にひらきて、雲東嶺にたなびき」

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