デジタル大辞泉 「漢心」の意味・読み・例文・類語 から‐ごころ【▽漢心/▽漢▽意】 中国的なものの考え方。中国の文化に心酔し、それに感化された思想を持つことを、江戸時代の国学者が批判的にいった語。→大和心やまとごころ「―とは、漢国からくにのふりを好み、かの国を尊ぶのみをいふにあらず」〈玉勝間・一〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「漢心」の意味・読み・例文・類語 から‐ごころ【漢心・漢意】 〘 名詞 〙 漢籍などを学んで感化され、中国の国風や文化に心酔するこころ。⇔大和心(やまとごころ)。[初出の実例]「件の書どもを早くよまば、やまとだましひよく堅固(かた)まりて、漢意(カラゴコロ)におちいらぬ衛にもよかるべき也」(出典:うひ山ふみ(1799)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例