漢数詞(読み)かんすうし

世界大百科事典(旧版)内の漢数詞の言及

【数詞】より

…表参照)やヒンドゥスターニー語におけるペルシア語(およびアラビア語)の数詞の併用などにみられ,ミクロネシアのチャモロ語の数詞などはスペイン語からの借用語のため忘れ去られようとしている例である。【三根谷 徹】
[日本語における数詞]
 現代の日本語では,数観念を表すのに,1~10までは固有の日本語系の語と漢語系のもの(漢数詞)とが共存する。それ以上では漢語系が主であるが,四と七については漢語系の発音上の不都合(シが〈死〉に通ずるとする禁忌やシとシチとの聞き分けにくさ)から,漢語系の唱えの間に固有系のヨ(ヨン)とナナとを代用することが多くなっている。…

※「漢数詞」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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