潜幸(読み)センコウ

デジタル大辞泉 「潜幸」の意味・読み・例文・類語

せん‐こう〔‐カウ〕【潜幸】

天皇がひそかに行幸すること。しのびのみゆき
「―の儀式を引きつくろひ、南都の衆徒少々召し具せられて」〈太平記・二〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「潜幸」の意味・読み・例文・類語

せん‐こう ‥カウ【潜幸】

〘名〙 ひそかに行幸すること。天皇がしのびで出かけること。
※太平記(14C後)二「潜(セン)幸の儀式を引つくろひ、南都の衆徒少々召具せられて、笠置石室臨幸なる」

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