潜水艦通信(読み)せんすいかんつうしん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「潜水艦通信」の意味・わかりやすい解説

潜水艦通信
せんすいかんつうしん

行動中の潜水艦陸上司令部から一元的に指揮するための通信手段。通常,潜水艦の穏密性確保のため,陸上から潜水艦への一方向通信が基本であり,潜水艦が潜航中でも受信できる VLF (超長波) および ELF (超低周波) の超低周波数帯域の通信波が使用される。なお,将来は,人工衛星を利用したレーザー通信活用も検討されている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

再生可能エネルギー

自然の活動によってエネルギー源が絶えず再生され、半永久的に供給され、継続して利用できるエネルギー。有限の資源である化石燃料などに代わる、新エネルギー(中小規模水力・地熱・太陽光・太陽熱・風力・雪氷熱・...

再生可能エネルギーの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android