潺潺(読み)センセン

デジタル大辞泉 「潺潺」の意味・読み・例文・類語

せん‐せん【××潺】

[ト・タル][文][形動タリ]浅い川などの水がさらさらと流れるさま。
一水―と流るる処もあり」〈子規・墨汁一滴〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「潺潺」の意味・読み・例文・類語

せん‐せん【潺潺】

〘形動タリ〙 浅い水がよどみなく流れるさま。また、その音を表わす。さらさら。
※俳諧・本朝文選(1706)五・記類・五老井記〈許六〉「霊泉あり、水のたたゆる事、纔(わづか)に尺あまりにして、三尺盆池よりながれ出る事、潺々(センセン)滔々たり」 〔白居易‐間題家池寄王屋張道士詩〕

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普及版 字通 「潺潺」の読み・字形・画数・意味

【潺潺】せんせん

水のさらさらと流れる音。宋・欧陽脩〔酔翁亭記〕山行六七里、漸く水聲の潺潺たるを聞く。兩峰のに瀉(そそ)ぎ出づるは、泉なり。峰廻り路轉じて亭り。~亭なり。

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