澪・水脈・水尾(読み)みお

精選版 日本国語大辞典 「澪・水脈・水尾」の意味・読み・例文・類語

み‐お ‥を【澪・水脈・水尾】

〘名〙 (水緒の意)
① 海や川の中で、水の流れる筋。特に、船の航行できる深い水路。
万葉(8C後)一二・三〇一四「三輪山の山下とよみゆく水の水尾(みを)し絶えずは後も吾が妻」
② 航路あとに出来る水の筋。航跡
死霊一章(1946‐48)〈埴谷雄高〉「航行する船が背後にのこす長い帯のような航跡(ミオ)を辿るように」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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