澱・降・終(読み)おり

精選版 日本国語大辞典 「澱・降・終」の意味・読み・例文・類語

おり【澱・降・終】

〘名〙 液体の底に沈んだかす。沈澱(ちんでん)物。また、比喩的に、心の底にある思い。おどみ。〔名語記(1275)〕
伸子(1924‐26)〈宮本百合子〉四「伸子は、だんだん自分の心に切ない渣滓(オリ)が溜って来るのを感じた」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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