濁る(読み)ニゴル

デジタル大辞泉 「濁る」の意味・読み・例文・類語

にご・る【濁る】

[動ラ五(四)]
液体・気体などに他の物質がまじりこんで透明でなくなる。「水が―・る」「煙で空気が―・る」⇔澄む
色・音声などが鮮明でなくなる。「―・った声」⇔澄む
精神などが健全でなくなる。けがれる。「欲望で―・った心」
濁音になる。濁点を打つ。「この字は―・って読む」⇔澄む
[類語]白濁汚濁混濁濁す

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例