濁悪(読み)ジョクアク

デジタル大辞泉 「濁悪」の意味・読み・例文・類語

じょく‐あく〔ヂヨク‐〕【濁悪】

仏語五濁ごじょくと十悪。けがれと悪とに満ちていること。「濁悪末世

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「濁悪」の意味・読み・例文・類語

じょく‐あく ヂョク‥【濁悪】

〘名〙 仏語。人心がけがれ、悪が満ち満ちていること。五濁と十悪。
※本朝文粋(1060頃)一〇・一称南無仏詩序〈慶滋保胤〉「寧非如来勑。為如来使。来此娑婆世界。度于濁悪衆生乎」 〔観無量寿経

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android