デジタル大辞泉 「濡れ衣」の意味・読み・例文・類語 ぬれ‐ぎぬ【×濡れ▽衣】 1 濡れた衣服。身に覚えのない罪をいうたとえ。「その疑いは濡れ衣だ」2 根拠のないうわさ。無実の浮き名。ぬれごろも。「憎からぬ人ゆゑは、―をだに着まほしがる類もあなればにや」〈源・紅葉賀〉[類語]冤罪・無実・無実の罪 ぬれ‐ごろも【×濡れ衣】 1 「ぬれぎぬ1」に同じ。「のがるとも誰か着ざらむ―天あめの下にし住まむ限りは」〈大和・四四〉2 根も葉もないうわさ。ぬれぎぬ。「―は、なほ、え干させ給はじ」〈源・夕霧〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例