濡仏(読み)ぬれぼとけ

精選版 日本国語大辞典 「濡仏」の意味・読み・例文・類語

ぬれ‐ぼとけ【濡仏】

〘名〙
戸外に安置されている仏像露仏
※俳諧・当世男(1676)秋「今朝の秋加減はいかにぬれ仏〈一松〉」
色道の本尊仏。また、色事から発心した者。
※俳諧・江戸筏(1716)天「指いて居て雷すれば引かぶり とかく虚労じゃ濡仏好く〈一漁〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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