濡気(読み)ぬれけ

精選版 日本国語大辞典 「濡気」の意味・読み・例文・類語

ぬれ‐け【濡気】

〘名〙
① 濡れている様子。濡れ具合
浄瑠璃吉野忠信(1697頃)三「浅黄が無垢の水色は、ぬれけを去ってゆへつける」
好色の心。
評判記・役者評判蚰蜒(1674)伊藤小太夫全盛の玉子ほいろにかけてもぬれけははなれぬ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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