瀬戸の筍(読み)せとのたけのこ

事典 日本の地域ブランド・名産品 「瀬戸の筍」の解説

瀬戸の筍[葉茎菜類]
せとのたけのこ

東海地方岐阜県地域ブランド
主に中津川市で生産されている。およそ270年前、島津藩から苗木藩に輿入れした姫が持参した竹を、庄屋が木曽川縁に植栽して普及したという。肥沃な赤土土壌や霧の立ちやすい自然環境に恵まれ、太くてやわらかい、甘みのある良質なたけのこが栽培される。飛騨・美濃伝統野菜。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

デジタル大辞泉プラス 「瀬戸の筍」の解説

瀬戸の筍

岐阜県中津川市で生産されるタケノコ。江戸時代中期に島津藩から苗木藩に輿入れした姫が持参した竹を、木曽川沿いに植えたのが起源と伝わる。川霧をあびて育つため、柔らかくあくが少ないのが特徴。県により「飛騨・美濃伝統野菜」に認証されている。

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