火を以て火を救う(読み)ヒヲモッテヒヲスクウ

デジタル大辞泉 「火を以て火を救う」の意味・読み・例文・類語

もっすく

《「荘子人間世から。火で火事を消そうとするという意から》害悪を除こうとしてかえってそれを助長する。状況がますます悪くなるだけで何の益もないたとえ。
[類語]贔屓ひいきの引き倒し親方思いの主倒し勾張こうばり強くして家を倒すたきぎを抱きて火を救う薬が効き過ぎる情けがあだ信心過ぎて極楽を通り越す礼煩わしければ則ち乱る

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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