火を吹く力も無い(読み)ヒヲフクチカラモナイ

デジタル大辞泉 「火を吹く力も無い」の意味・読み・例文・類語

ちから・い

かまどの下の火を吹きたてることもできない。ひどく貧乏なさまのたとえ。
ちりも灰もなく―・く」〈浮・永代蔵・一〉
[類語]食うや食わず手鍋を提げる借金を質に置く火が降る提灯程の火が降る貧に迫る貧乏の花盛り紙子四十八枚赤貧洗うが如し破窓はそうを射る釜中ふちゅううおしょう

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android