火吹達磨(読み)ひふきだるま

精選版 日本国語大辞典 「火吹達磨」の意味・読み・例文・類語

ひふき‐だるま【火吹達磨】

〘名〙 火を吹きおこす道具。銅などで作った中空達磨。中に水を入れて火のそばに置くと、沸騰して口から蒸気を吹き、火をおこすしかけになっている。《季・冬》
洒落本・温海土産(1857)「火吹達摩のよふなる顔して朝飯をはこび」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android