火挟(読み)ひばさみ

精選版 日本国語大辞典 「火挟」の意味・読み・例文・類語

ひ‐ばさみ【火挟】

  1. 〘 名詞 〙 火縄銃機関(からくり)一つ火縄を固定し、引金と連動して、火皿に火を点ずる装置龍頭。〔日葡辞書(1603‐04)〕
    1. [初出の実例]「小筒に鎖玉を仕込み火鋏(ヒバサミ)切てかけ寄るを」(出典:浮世草子武道伝来記(1687)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android