火針(読み)ヒバリ

デジタル大辞泉 「火針」の意味・読み・例文・類語

ひ‐ばり【火針/火×鍼】

焼きばり」に同じ。

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精選版 日本国語大辞典 「火針」の意味・読み・例文・類語

か‐しんクヮ‥【火針・火鍼】

  1. 〘 名詞 〙 鍼術(しんじゅつ)で用いる針を火で焼いたもの。
    1. [初出の実例]「『とくとく療治しまいらせむ』とて、火針(くゎしん)を赤く焼て」(出典:梵舜本沙石集(1283)三)
    2. [その他の文献]〔本草綱目‐火部・火鍼・釈名〕

ひ‐ばり【火針・火鍼】

  1. 〘 名詞 〙 火で赤くなるまで焼いた鉄針外傷化膿などの治療に用いる。
    1. [初出の実例]「療治しまゐらせんとて、大なる火針(ヒハリ)を赤く焼きて」(出典:米沢本沙石集(1283)三)

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